シマノ様、あなたはなぜShimano様なのですか

1. それは、廉価部品からハイエンドまで、裾野から頂上までのサイクル・パーツを作っているからです。具体的に言うと、一セット千円を切りそうなギアから、その50倍近い値段のチタンギアを作り、その間にも様々な用途に応じ、事細かな階層の製品を用意し、乗る人のニーズと多様性を考えているからです。

2. それは、ドライブ・トレイン、回転部(ハブ)、そして制動部の3部門に力を集中しているからです。シマノはこれらの部品で勝負します。自転車にはシマノが付いていることがほとんどですが、「シマノの自転車」は存在しません。つまり、自転車に普(あまね)く方法を考えているからです(でも、第三の部門は、Vブレーキでは勝利しましたが、パーツの進化によりディスク化が進み、なお研究の余地を感じています)。

3. それは、比較的流行にとらわれない、実質的で精悍なデザインを心がけ、飽きの来ない魅力を心がけているからです。ワンパターンとか、地味であるとか、中にはダサイと言う人もいますが、パーツは、その性能を重視することが本来であると考えます。

4. それは、研究と開発の精進を原動力とするからです。シマノ・グレードは、用途の多様性にだけ対応しているのではなく、プロトとトップレベルの間の力動的なフィードバックを常に考えているからです。フラッグシップで評価された機能をミドルクラスに投入して、トップはさらに進化させ続けます。

 個人的には2を答えとしたいが、それを支えるのは1と4だと思う。そうした上で、3も回答としては笑える。2のカッコ内の部分も、これから期待したい。