ロー・ノーマルM970へ換装

 図らずも、デュアコンとマッチするM970への転換となった。SIS調整の図、8、7段で微調整する図で気が付いていたが、M972に「惚れ込み」、別に気に留めなかった。

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 「美しい」M972は、お釈迦になったのではなく、控えに廻った。マッチング・メカはパラレログラフのリンクが大振りで頑丈そうだ。気になるMTBRのレヴューでも110を越える件数で4点台をマークする。Pテンションスプリング格納軸部外側にラバーのプロテクトが施してあり、チェーンのダンシングで傷が付かないようになっている。やはり、「エレガンス」より実践向けと言ったところだろうか。

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 レバーを引くラチェット音の前に、トップへ変速し、これから行くーという感じになる。2発リリースの機構もアウターへ巻き上がって上がって行く方が、さすがに流麗だ。トップ・ノーマルでは、力ずくの「倶利伽藍落とし」という感じだ。M972ではアウター×ローの最大テンションの時、ケージ上部とスプロケットのクリアランスが怪しかった。調整不足だったのかもしれないが、970はその問題はないようだ。XTRのシンボルプレートは軽量モデルの方がぐっとシャープでアトラクティヴではあるけれども、全体のバランスで970は平たいバンド状になっている。これもパーツがタフならいい。しかし、勝手なものだな、「フィーリング」というやつは。
 ネジ締めのトルクには十分にご注意。そして、プーリー換装のときには、チェーンピンをケチらずに、ピンを抜いてチェーンを外してからやりましょう。無理強いすると、ネジ穴いかれマス。
 
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 山道のコンディションを考え、ミドル・ゲージにしたので、プーリー径分、グランドクリアランスが上がった。また、ケージ自体もシマノお得意の冷間鍛造アルミ合金なのでカーボンよりは「安心」だ。何かのヒットが予想されるところは、そして一般ユ―ザーには、やはりメタルでということでは?シェイクダウンに行かなくては...
 シマノの説明書にもあるが、デュアコンはローノーマル推奨で、トップノーマルでも使えない事はないが、変速機能がやや落ちるとある。たしかに、トップ・ノーマルでは7、8、9へのチェーンの精密な係合を出すのに若干微妙であり、あと、フロントメカのプレートとチェーンのクリアランスがやや厳しい組み合わせがあったが、これも調整の不手際かもしれない。今度のメカでは今の所、この二点に差し障りはない。